私は砂漠を歩いていた。
いつの頃からか、果てしなく続く不毛の地を旅し続けてきた。
頭上には目も向けられぬ程の強烈な光を放つ太陽。
その灼熱地獄のような地を目的のないまま歩いていた。

足に力が入らない。
よろめくたびに腰に下げた水筒の、
残り僅かな水がチャプチャプと頼りない音をたてる。

なんでこんな旅を始めてしまったのか。
なにを求めてこんな苦しい旅を続けているのか。
何度となく自問自答するが答は出ない。

時々大小の砂嵐に見舞われる。
その度に近くを歩いていた自分と似たような旅人が
風に巻かれて飛ばされていく。
逆にどこからともなく運ばれてくる人もいる。

自分もそうしてこの地に運ばれてきたのだったか。
よく覚えていない。

もう駄目だ。
そう思って歩くのを止め、旅を続けるのを放棄しようとする。
…と、その時
微かに涼気をふくんだ風が頬を撫でた。
は、として顔を上げる。
水のにおいがする。
オアシスだ。

私は最後の力を振り絞って立ち上がり、
再び歩き始めた。

こうして私はオアシスに辿りついた。
忽然と現れた緑豊かなオアシス。
そこには満々と澄んだ水を湛えた泉が
キラキラと日の光を反射させていた。
私は心ゆくまで水を貪り飲む。
身内に生気が満ちてくるのがわかる。

時として行き着くオアシスは夢のように美しい。
ここにいると全ての事を忘れてしまいそうになる。
あの、汗すら蒸発して塩を肌にこびりつかせつつ
いつ命果てるともつかぬ旅をしてきた時間こそが
夢幻のように思えてしまう…

そう、あの悪夢のような流浪の日々こそが夢だったのだ。
私は満足気に身体を伸ばして眠りに就く。

しかし、気づくとオアシスは消えていた。
あれは夢? これが現実?
目の前には荒涼たる大地が広がっていた。

頭が混乱している。
現実と非現実の区別がつかなくなっている。

しばらく呆然としていたが、
やがて私は再び歩き出す。痛む足を引き摺って。
もう一度あの夢のオアシスに辿り着く時を夢見ながら。

そうだ。
私はあのオアシスに辿りつきたいのだ。
私はあの地に魅せられているのだ。
私はあの泉の水を貪り飲みたいのだ。
あの、甘露が、忘れられないのだ。

きっとあのオアシスは人を惹きつけてやまない魔力があるのだ。
きっとあの水には麻薬が混ざっているのだ。

私の理性はそれを知っている。
けれどどうしてこの地を脱することができる?
生きるためにはあのオアシスを目指すしかないではないか。

いや、私は脱出法があったとしても
この不毛の地を出るつもりはないのだ。
その事をも私は心の底で自覚している。

いつしか私は唇には自嘲の、あるいは満足のそれか。
判然とはしないが薄っすらと笑みが浮かんでいた。




今日の「スマスマ」
気分が乱高下いたしましたのことよ。

ひそかに出演を待ち望んでいた美輪明宏さんが
ビストロにご出演。
この方くらいあらゆる意味でぶっ飛んでいらっしゃると
ソンケーしちゃいますですよ。

かなり前の事ですが、美輪さんのドキュメント番組を
見たことがあります。
もぉ、ソーゼツでしたわ。
(ちかち、昔はあの様に彫刻の如くお美しかったのに
 今や妖怪……年月の重みってキョワイ(笑))

そんな、ご自分の前世は天草四郎とおっしゃる美輪さん、
中居の前世はピカソとのたまってくださっちゃったわっっっ
どぁ〜ははははっ
あの「哲学的な絵」が描けるのはその為なのだと。
お素敵っ 美輪さんっっ
一生付いていきます(嘘)
因みにピカソの没年月日は1973年4月8日。…まあネタだろうけどね
でもここで画面に出されたのがダイバーの絵。
スタッフのセレクトにちょっち疑問。
えーー。
もっと他にあるでしょーに。シカとかカマキリとか……

慎吾、ニワさんスゴイ。
ご本家に似てる。
ここで中居のシワ(皺?)さんなんかやってほしかったり(笑)

…とここまではとても楽しゅうございましたのに。

「できるかな」
まず大量のガキ共の姿を見ただけでゲンナリ。

そして……
わーーん やっぱフジキライっっ(泣)

そしてあのドラマシリーズ。
あれはドラマ部分の中居が綺麗で格好良くなければ
最後のオチがいきないのよ。
ギャップが大きくなければしょーもないのよっっ

カビ付きであんなきちゃないビジュで
このシリーズやってほしくなかったわん。

ふにゃあん
また今日もグチっちゃった。ダメじゃん(反省)

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